「chiropractic,chiro = もとギリシア語で、手の意」背骨や骨盤の歪みを徒手によって矯正する治療法。「広義では、薬物や手術による方法を除く体操、食餌(ショクジ)、物理療法を含む治療法を指す」
(新明解国語辞典 小型版 2020年11月19日第8刷発行 山田忠雄 発行所三省堂より引用)
このカイロプラクティックの考え方は、カイロプラクティックの本場、アメリカで一般的な療法として取り入れられております。JCAではアメリカでの技術と知識を生かし、実践しております。
↓zenkenkaiのページでも解説しております。(全健会の該当ページに遷移いたします)
カイロプラクティックとは哲学、科学、芸術の集まった自然の法則に沿った療法です。骨格構造、特に脊椎や骨盤に著われる異常に対して、手を用いて矯正(アジャスト)し、生体の神経整理機能の改善を図り、健康の回復と増進に寄与する学問と治療法です。
カイロプラクティックはアメリカで1895年にD.D.パーマーにより発見された新しい医療です。「カイロプラクティック」とは、パーマーの患者であり友人でもあったサムエル・ウィードにより命名されました。
D.D.パーマーは人間の病気の根源を研究していました。研究の中で、17年間耳が聞こえないというハービー・リラードの症状を調べておりました。脊柱を検査している際、椎骨が盛り上がり、瘤があることを発見。D.D.パーマーはその椎骨をもとに戻せば聴力が回復するのではないかと考え、リラードを説得して両手でその椎骨を押し込んだ瞬間、17年間失われていたリラードの聴力が回復しました。それが1895年9月18日のことであり、世界で最初にカイロプラクティックが誕生した瞬間でした。
D.D.パーマーのカイロプラクターとしての人生は18 年間と比較的短いものでありましたが、カイロプラクティックの発展に全てを捧げました。その意志は、息子でもあるB.Jパーマーに引き継がれ、孫のD.D.パーマー3世の時に科学的に認められ、法制化されました。現在、米国で認可されている18校の専門大学の卒業生は、「脊椎の専門家」として毎年数多くのカイロドクターが誕生し、活躍しています。