テキサス州ヒューストン郊外にある米国内でも歴史あるカイロプラクティック大学のうちの一つ。1908年にテキサス州サンアントニオに設立され、1965年に現在の地に移動。優れた施設や研究プログラムに基づき、解剖学、生理学、病理学、カイロ哲学などカイロプラクティックの国際的社会的認知と国民の信頼性を得るために業界のレベルアップを図ることを目的とし、米国内のカイロプラクティック大学の中でも高い水準であることが認められている。JCA会長であるR.G ブラサードD.C.が元学長を務め、国際的に認められたカイロドクターを多数輩出しており、現在は約300名の学生が在籍している。
JCA では1992年に第1回アメリカ研修を開催し、2023年までに23回のアメリカ研修を実施しています。
アメリカでカイロプラクティックを学ぶ意義として、カイロプラクティック発祥の地であるアメリカでは医学と同様の地位を獲得しています。アメリカのカイロプラクターは学びの一環として解剖実習を行います。現在日本ではカイロプラクティックは民間療法としての位置付けであるため、人体の理論や技術を学ぶことは可能ですが、解剖実習による人体の仕組みを学ぶことは不可能です。そのため、JCAでは日本では学ぶことのできない解剖実習を体験することでカイロプラクターとしての意識を高めると共に、最先端のカイロプラクティック技術を習得し、日本に広める重要性を鑑み、定期的なアメリカ研修の実施を行っております。
※動画もぜひご覧ください。2015年の動画です。
JCAでは1992年より米国研修を開催しています。2004年の第6回米国研修よりテキサスカイロ大学での実施となりました。テキサスカイロ大学での実施に伴い、カリキュラムの内容も改善・拡充され、より充実した研修内容です。
研修内容
米国研修は16日間の日程の中で、多くの内容を習得します。
・解剖学・生理学・神経学の理論
解剖学・生理学・神経学の理論を中心に学びます。
これらの理論は解剖実習のための学びであり、解剖実習をより深く理解できるようになります。頭部・頸部・胸部・腰部・骨盤・上肢・下肢など身体の各部位について、構造や形状、位置や働きについてを学びます。
・解剖実習
解剖学・生理学・神経学の理論で学んだ内容をもとに、身体の各部位ごとに人体解剖実習を行います。
身体の組織や仕組みなどを実際に確認します。
・リハビリテーション理論
リハビリテーションの理論や、カイロプラクティックに用いられる検査法・カイロプラクティックの歴史や米国における最先端のカイロプラクティック情報などを受講。
・カイロプラクティック実技実習
テキサスカイロ大学の学生が現在学んでいるカイロプラクテック技術の実習。検査方法やテクニック、キネシオロジー(モビリゼイション、テーピングなど)などの技術指導を学ぶ。